“フィリピン医療ボランティア”で対象にしている人達はその日のご飯も食べられないような人達ばかりです。
この人達が使えるお金は一日でたった100円しかありません。しかも一家で100円ですから、とてつもない極貧生活です。
この人達は歯が痛くなったときどうするかというと、“頭をかかえて痛みが去るまで祈っているだけ”だと言います。歯医者がいないわけではありません。
この人たちにはその歯医者にかかる“お金”がないだけなのです。こういう人を目の前にしたとき、自分がいかに恵まれているか、この素晴らしい日本に生まれて本当に良かったと思うはずです。
この“フィリピン医療ボランティア”に参加した全ての人が感じるようです。そしてその瞬間から、今までボランティアなんて考えたことも、やる気になったことさえない人が、“ボランティアバカ”と言われるほどの活動家になってしまいます。
同時にこの恵まれた日本を考え、世界中の恵まれない人のことを考える“世界観”に変わり、自分のことだけを考えることのおろかさに気付き、弱い人や恵まれない人に心を配るようになってしまいます。
それは“豊かさ”という湯気に包まれて自分を見失っていた人が、窓を開け新鮮な風が入ってとたちどころに湯気が消えた時のように“やさしい日本人”そのものになってしまうのです。
こういう社会は全ての人のあこがれる社会だと思います。
ボランティアというのはそういう素晴らしい不思議な力を持っているのです。皆さんもこのボランティアを一度やってみませんか。そして“ブラボー・ボランティア”と叫んでみましょう。
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