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エッセイタイトル「人のため?」
2006年4月21日
医学博士・歯科医師 林 春ニ

 何かやるときにあなたはどんなことに気をつけるでしょうか。

 真っ先に自分のことや自分のやりたいことから手をつけるのではないかと思いますがどうでしょうか。こういう聞き方をすると先回りして“他の人のこと”を先にやったほうがいいのかなと思う人もいるかもしれません。

 実はそうなのです。

今回は“自分のこと”より、“人のこと”を先にやれる人のことを書いてみたいと思います。

 例えば、何人かで何か書類に記入することがあったとしましょう。中によくわからない人がいたとすると、たいがいの場合自分のことをしてから手伝おうとするはずです。すると、自分の頭の中には早く仕上げて人のを手伝おうとするため、“雑になる”か、“ミス”をしやすくなります。それが普通の人の当たり前の考えや、やり方です。

 慌てているので“雑”になるかもしれません。その場合は許せるとしても“ミス”をすればやり直すしかありません。
  どんなに急いでやっても更に時間がかかります。それから人のをやるのですから、面倒くさくなってくるはずです。気の短い人はイライラするかもしれません。そうなると周りの人に気付かれてしまうのではないでしょうか。

 すると、どうでしょう。せっかく人のためにやっているのに優しく、親切にできなくなってしまいます。

 では、その逆のことをしてみましょう。